I to Uの私的解釈
「それでは聞いてください、みなさんへのラブソングです。I to U。」
私『いやいやいや。それ、失恋ソングやん!』
となってしまった、ジャム魂オーラス。
(私は参戦してません。上文レポより。)
多くのエイターが言っているように、エイトさんの楽曲には恋愛が成就した、幸せな歌が少ないように思う。いつも救われない、報われない。
そして、エイターが大好きな曲もまた失恋ソング。
この曲だって、ファンの中では度々話題に出る、みんなが愛してやまない曲。
私もこの曲大好きなんです。大好きで何十回と聞いてるんですけど、この主人公(男性)の報われなさに毎回胸を締め付けられてます。
今回はこの曲に対する想いというか、この曲を聞くたびに心に浮かべている超私的ストーリーを思うがままに吐き出したくて書いてます。
(ここからは、私の妄想入りの、もしかしたらとても偏った解釈かもしれないので、むっ!と思ったらすぐに退避した方がいいと思います笑笑)
私はこの歌は大きく3つの場面に分かれていると思います。
- 彼と彼女が付き合って、デートとかしちゃってラブラブな場面。
- だんだん二人の距離が離れてすれ違っていく場面
- 二人は別れてしまって、彼の方が彼女への想いをなかなか断ちきれない場面。
きっと彼からの告白だったんだろうな。
彼女は彼のこと「まぁ、付き合ってもいいかな」くらいで、男友達にご飯に誘われたらほいほい行ってしまう。
しかもそれは別に「浮気した」わけではなくて、「あいつとご飯食べるのが楽しそうだったから」。
そう思っているうちに、彼女の方が男友達に本気の恋心を抱いてしまって、「まぁ、付き合ってもいいかな」なくらいだった彼とさようならするという。
なんと報われないのか。
(ほぼ妄想で勝手に悲恋にしてる感もあるが。)
彼らがサヨナラした後、きっと彼女の方はその本気愛の男友達とうまくいったと思う。
でも、彼の方はそんなに簡単に割り切れない。
だって、彼にとって彼女が初めて本気で愛した人だったから。
もちろん彼女が本気で自分のことを好きじゃなかったことくらい知ってた。知ってたけど、OKを出してくれたってことは、少なくとも普通の男友達以上には想ってくれてたってことだよな?って、頑張ったんだよ。
一年未満の短いお付き合いだったけど、得意料理も作ってくれたし、遊園地にもいったし、誕生日はお互い本気で欲しいものをプレゼントして全力でおもてなししあった。
それなのに、彼女は「本気で好きな人が出来ちゃったの。」って言って、あっけなくその手を離したんだよ。
僕の部屋には彼女の香りが少し残って、彼女のために作ったスペアキーがテーブルの上に置きっぱなしで。(スペアキーになってしまいそうなので迂回します。)
3ヶ月くらい彼女を想って過ごしてきたけど、もう彼女は戻らない、だって本気の愛を僕ではない誰かに抱いてしまっているから。
だから、「もうちょっとだけ僕も強くなっていかなきゃなぁ」なんて思って、寒空の下今にも雪が降りそうな空を見上げて少し涙ぐむんだよ。
あぁ、一気に駆け抜けてしまったけど(妄想しかない世界でごめんなさいね笑)スッキリしました。
ここまで読んでくれた方はいらっしゃるんだろうか。
こんなに一曲で様々な思いになる曲ってなかなかないよね。(私だけかもしれない)
最後はやっぱり
「もう愛してくれないから、愛してるという言葉がただ虚しい」
って。
彼、一人で部屋で泣くんだろうな。
こんな恋愛ソングばっかりだけど、
毎度、120分の映画を観ているように情景が浮かんできて、切なくて、でも曲がわりかしアップテンポだから最後は前向いて終われる、という曲の雰囲気がとても好きです。
いつか、恋愛ソングで主人公がただただ幸せになれる曲を作ってくださいね。
I to Uの、その後の世界とか、彼女側の歌とか作ったら面白いのかな?
それはそれでまた悲恋ソングになりそうな気もしなくもないな。
恋愛ソングって難しいね、
まとまってないけど、私的に想いは吐き出せたので、終わります。
ご精読ありがとうございました。