あの日のひまわり🌻

愛してるという、そんな言葉

ジャムの特典映像を見た感想をつづる。

 

とーっても遅くなってしまったけれど、ここでジャムの特典映像を観た感想をつづってみようと思う。

 

2017年6月27日。この日は私のeighter人生にとってとても大切な一日になった。

アルバム「ジャム」の入荷日、私も他のeighterに倣ってタワーレコードに「ジャム」をお迎えに行った。今年、私の胸がこんなに高鳴る日はその時までなかったように思う。

初回Aには「フトコロノカタナ」。初回Bには「関ジャニ∞クロニクル監修 取り合いメイキング」がそれぞれ収録されている。

 

初回Bの「撮り合いメイキング」は、まさにクロニクルらしい、放任主義の最高な映像だった。「メンバーの撮ったメンバー」の今においての貴重さ。

超至近距離で自担の笑顔を見られたり、「撮る撮られる」ただそれだけで先輩後輩・同期の関係性までわかってしまうようなものだった。

 

初回Aの特典映像は「フトコロノカタナ」。

今回はこの特典映像に関して思うところがたくさんあったので、ここに焦点を当ててつづっていこうと思う。

私がファンになったのは、2013年ごろなので、正直彼らの葛藤とか苦労とか全然知らないから、この特典映像を観て、同じく感想ブログをアップしている長年応援してきている方のものを見て、驚いた。

私の端的な感想としては、彼らの悔しさも、葛藤も、苦労も、まるっと愛せる。というところに落ち着く。

彼らを好きになって、彼らの見ている世界を共に見ることができてよかった。心から思った。

 

ヤスくん「ベンチ」

最初に「俺、ベンチがいい。」って言ったときは「はい?なんて?」って思ったけど、彼のアーティスティックな感性はきっとこういうところから生まれていて、楽しいこともあるけどしんどいことも同じかそれ以上に多い"芸能界"というところに身を置いている彼だからこそ、自然が大切で、それを大事にしたいんだろうな。ヤスくんの周りの人は、そんなヤスくんを全力で守ってあげてほしい。

 

横さん「トランペット」

舞台の稽古・ジム・レギュラーの収録があるなかで、トランペットの自主練も欠かさない。改めて彼のストイックさに感嘆する。

「明日できる!って思ってる。そうじゃなきゃ、やってられない。」

その言葉に、彼の強さを感じた。

 

 マルちゃん「マンガ」

 彼のマンガ好きは知っていたけど、いやいや、君、どんだけ漫画買うねん。

 

亮ちゃん「大阪」

亮ちゃんは、後追いの私でもわかるくらい、ずっと活躍している人だから。

めちゃくちゃ忙しい時期も、掛け持ちやめてエイト一つで仕事し始めてからも、強い意志と強すぎる自尊心の中で生きてるんだな、って思った。

この前のアナザースカイでも言ってたけど、「逢いたい」って胸張って「逢いたい」って思える関係でいたい。そうやってあいつも頑張ってるんだから俺も頑張らな、って思える人がいて、尊敬する家族がいて、自分を追いつめて、鼓舞して生きてるんだな。無理しなくてもいいよ。自分の歩幅でって言っても、「そんなんしてたら、どんどん落ちていくだけや」って言われちゃうかもしれないけど、強がりとか、反抗心とか、一回捨てて、肩の力抜いて活動してもいいんだよ、ってなった。

「じゃあ、友達のところ行きます?」ってスタッフが言った途端に、「ほんま?行く!」って言って、駆けていった彼の背中が、とても嬉しそうだったから、そのまんまの彼で、これからもどうか。。。って思うよ。

あ、めっちゃ長くなりすぎた。。。。

 

信ちゃん「焼肉」

エイターになりたての私は、すごく苦手だった。こてこての関西弁でガヤ的に進めていく司会の仕方が、今まで嵐の櫻井翔の司会を中心に観ていた私にとっては、アウトロー過ぎて。でも、だんだんとエイトの沼にハマっていくにつれて、彼の視野の広さとか、器の大きさに惚れていっていて、いつしかリア恋枠は確実に村上信五になっていた。

そんな彼の、"芸能界で売れている" "まだまだ仕事が絶好調"という一つの指標が「焼肉」。好きだなぁ。焼肉。最近のツアーMCでも、ずっと焼肉焼肉言うてるよね。

そんな、高級焼き肉を食べながら、緑茶割りを飲みながら、エイトについて、俺はすばるたちとは逆にいようと思った。そしたら、グループとしての幅が広がるから。。って。好きだなぁ。

 

大倉くん「松竹撮影所」

私がエイターになる前の話。彼にとって、最もつらく、たぶんだけど思い出したくも話したくもない話。それは、以前彼が「行列のできる法律相談所」に出演したときにこのエピソードを語っていた雰囲気から察していた。この特典映像「フトコロノカタナ」で彼が一番どの自分を見せるかについて悩んでいたような気がする。「ドラム」も普段は一人で練習するし、だれにも見せたことがないだろう。

 

そんな彼が、おそらく一番苦い思い出であろう「松竹撮影所」を提案されたときに、「あぁ、いいですね。」と言ったことに少し驚いた。

もう、彼の中でたくさん消化してかみ砕いて、あまり開けないけど、必要とあれば開けられる場所にしまっておけるものになったのだろうか。

彼の口から語られる、当時の話。

プロデューサーからではなく、演者側から初めて源太が死ぬということを知らされてしまったこと、本当は2クールやると始まる前にきかされていたこと、これは「行列~」でも言っていたが、~仕事人の主演である藤田まことさんが、彼が死ぬなら俺を殺せとまで言ってくれていたこと、

オールアップする際に藤田さんが

「ご縁を大切にこれからも頑張ってくれよ」

と声をかけてくださっていたこと、その言葉に今も支えられて俳優業も頑張っていること。

私が彼を好きになるきっかけは彼の"歌声"だったけど、「クローバー」や「はなちゃんのみそ汁」で彼の演技が見られてとてもうれしかった。

そんな俳優の彼を今、見られているのは藤田さんがいてくださったからなのだと知った時、藤田さんへの感謝と、その言葉を胸にあの時の"悔しさ・辛さ・苦手意識"を抱えながらも様々な役に挑戦してくれている彼に、胸がいっぱいになった。

 

そんな中、彼が最後に「これから舞台、初めての舞台をやるんですけど…その前にここに来れて良かったです。」と言っていて、私はあふれる涙が止まらなかった。

いろいろな思いを持って今まで歩んできた関ジャニ∞の道。

その中で「演技」というものに苦手意識をずっと持っていたこと、きっとこの映像を撮っていた時もまだあったのだと思うし、もしかしたら今もあるのかもしれない。

でも「蜘蛛女のキス」最終日に彼は、「いろんな方が気遣ってくださったおかげで舞台が好きになりました。また皆さんの前でお芝居できることを楽しみにしています。」(レポ引用、ニュアンスです。)と言ってくれた。

きっと2017年は彼の俳優業をしていく中での一つの良いターニングポイントだったのだろうな、と感じた。

これからも彼のお芝居を見守っていきたいな、そう思える「松竹撮影所」だった。

 

すばるくん「釣り」

彼は本当にまっすぐだ。音楽に対してまじめでアツくて、関ジャニ∞に対してとても愛が大きくて。

彼もまた、様々な葛藤を持ってアイドル活動をしてきた一人だと思う。

印象的だったのは、「味園ユニバース」の制作発表会の出来事。

普段の彼は人見知りで、きっと錦戸くん以上に共演者と目を合わせたり、自分について表現をするのは難しい人なんだと思う。

でも、不器用なりに、言葉足らずな性格なりに、メンバーのことを気遣って想って

特に音楽性の面から支えて大きくしていこうと、こいつらとならどんなことも乗り越えられると、関ジャニ∞」の可能性を一番信じている人なんだな、と思った。

 

今回、この企画を制作してくれた人に絶大な感謝をしたいと思う。

普段からメイキング映像を欠かさず収録している彼らの映像作品だけれど、

ここまでメンバー一人ひとりにフィーチャーしてくれたものはなかったように思う。

まじめな関ジャニ∞もまるっと愛して、これからも様々な彼らの頑張りとか見えない葛藤とか全てまるっと応援していきたいと思う。

 

10年後、同じような企画でまたそこまでの自分たちを振り返ってくれたらうれしいな、と思う。

 

以上、すんごく遅くなってしまったけど、感想でした。